【外壁塗装】波板は塗装？張り替え？

波板が劣化してきたけど塗装？交換？
どうしたらいいか分からない人は多いでしょう。
今回は波板についてご紹介します。
波板とはその名の通り、”波のような形の板”です。
表面が波状になっているので強度があり、雨が流れやすい構造です。
波板といっても種類はたくさんあります。
・ポリカーボネート製
・ガルバリウム製
・トタン製
・塩化ビニル樹脂
・硬質塩化ビニル樹脂（ガラスネット入り）

～ポリカーボネート製～

熱可塑性プラスチックの一種です。
柔軟性があり、耐久性もあるので一般のご家庭によく使用されています。
ほかの素材に比べると費用は安く、耐用年数も１０～１５年もつので、オススメです。
施工の際には表裏があるので、間違えないように注意して下さい。
塗装は可能ですが、材質の劣化は防げないので塗装より張り替えの方がいいでしょう。

～ガルバリウム製～

アルミニウム亜鉛合金メッキの銅板です。
ポリカーボネート製より耐用年数があり、耐熱性・耐久性に優れている為、工場や倉庫に使用されています。
光を通さないので、ベランダなどの屋根に使用すると洗濯物が乾かないので避けた方がいいでしょう。
塗装は可能ですが、ポリカーボネート製同様、材質の劣化は防げないので塗装より張り替えの方がいいでしょう。

～トタン製～

亜鉛メッキ鋼板で、ガルバリウム製が普及するまではトタン製がよく使用されていました。
耐用年数が５年～７年と短く錆やすいので、最近はトタン製波板は使用されることが少なくなりました。
塗装は可能ですが、錆を放置していると広がって塗装する事が難しくなるので張り替えになります。

～塩化ビニル樹脂～

合成樹脂の一つで、ポリカーボネート製が主流になるまではよく使用されていました。
しかし、紫外線に弱く耐用年数も２～４年と短い為、現在では屋根材として使用される事が少なくなりました。
塗装は可能ですが、上記同様に材質の劣化は防げません。

～塩化ビニル樹脂（ガラスネット入り）～

その名の通り、塩化ビニル樹脂の中にネット状のガラス繊維が入った波板です。
強度が上がり紫外線には強いのですが、耐用年数は４～５年と少ししか延びていません。
こちらも塗装は可能ですが、材質の劣化は防げません。

～最後に～

基本弊社では、塗装より”張り替え”をオススメしています。
波板の塗装は可能ですが塗装しても材質の劣化や錆は防げず、数年経てば塗装部分がパリパリになって剥がれ、ケガの原因になる事を考えるとデメリットの方が多いからです。
外壁塗装だけでなく、それ以外の場所もしっかり診断させて頂きます。
弊社では屋根はドローン、外壁はビデオで撮影しお客様にＤＶＤをお渡ししております。
気になる事があればお気軽にご相談下さい。

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