【外壁塗装】アスベストって何？

アスベスト（石綿）とは、天然にできた鉱物繊維で「せきめん」「いわした」と呼ばれています。
極めて細かい繊維で熱、摩擦、酸、アルカリに強く丈夫な事から、
スレート材、防音材、断熱材、保温材、ブレーキライニング、ブレーキパッドと様々な工業製品として使用されてきました。
しかし、飛散などで吸い込んでしまうと身体に害を及ぼしたり
環境に影響を与えてしまう為、１９７５年（昭和５０年）頃に吹き付け作業は禁止されました。
２００４年（平成１６年）には製造自体が禁止になっています。
健康被害は約３０年前後という長い潜伏期間の後に発症するのですぐには分かりません。

～アスベストが原因で発症してしまう病気～

・じん肺
小さな土ぼこりや金属、鉱物の粉塵などを長年にわたり大量に吸い込む事で発症する繊維増殖性病変の事です。
・肺がん
じん肺を発症すると咳や淡、息切れなどから始まって肺がんを発症する恐れがあります。
・悪性中皮腫
肺を包む膜や、お腹の内側を覆う腹膜などに並んでいる中皮細胞から発生する悪性腫瘍です。
若い時期にアスベストを吸い込んだ人の方がなりやすいと言われています。
アスベストを扱う仕事をしている方は定期的に健康診断をする事をオススメします。

アスベストが危険と言われていますが、すべてが危険というわけではありません。
飛散したアスベストを吸い込まない限り影響はありません。
アスベストが含まれている屋根材や外壁材を切断したり穴を開けたりしていまうと飛散する可能性があるから危険なのです。
現在の塗料、屋根・外壁材にはアスベストは含まれておりません。
では、どうしたらアスベストが含まれているかどうか分かるのか。

①２００４年（平成１６年）以前の建材にはアスベストが含まれている場合があります。
・スレート瓦
・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・けい酸カルシウム材
・押出成形セメント板

②設計図面で確認
設計図には間取りの他に建材に関しても記載されています。
建てられた時期、使用された建材名や品番などでアスベストが含まれているかどうか確認できます。
確認後に建材メーカーへアスベストが含まれているか聞いてみましょう。

③アスベスト調査専門の業者に依頼
アスベストが含まれているかどうかを調査してくれる資格を持った専門の業者があります。
詳しく知りたい方は依頼するのが良いでしょう。

～最後に～
アスベストだからといってすべてが有害とは限りません。
現在ではノンアスベストもありますし、飛散しない限りは問題はありません。
塗料、カバー工法、葺き替えなどでしっかりとメンテナンスは行って下さい。
弊社では屋根はドローン、外壁はビデオで撮影しお客様にＤＶＤをお渡ししております。
気になる点、ご不安な点がありましたらどんな小さな事でもご相談ください。

「お家の健康診断」は無料でご利用いただけます。
お電話、またはお問い合わせフォームでお気軽にご連絡ください。
お電話でのお問い合わせは　TEL 0598-21-0001

三重県松阪市で外壁塗装・屋根塗装をお考えの方や
水回り、内装リフォームでお困り事がある方は
松阪市　川井町　865-17
平成町　19-5
アドバンスモール内　田村町235-1
㈱パワープロ住健/プロタイムズ松阪店
TEL：0598-21-0001