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【屋根・外壁塗装】戸袋(雨戸)の塗装タイミングは?

雨戸を収納する為に設置してある戸袋。
この戸袋が色あせや汚れで目立つようになってきたけど、いつ塗装すればいいのか分からない。
「塗装の時期はいつ?」
「外壁塗装と一緒にできる?」
「自分で塗装できるのかな?」
と疑問に思う方はたくさんいらっしゃると思います。
今回は、戸袋(雨戸)の塗装に関しての知識をご紹介します。

まず戸袋(雨戸)の材質には木製・鉄製と複数あり、材質によって塗装方法が異なります。
適切な方法で塗装しなければ不具合の原因にもなってしまいます。

《戸袋(雨戸)の劣化状況を知ろう!》
戸袋(雨戸)の材質は以前は木製が主流でしたが、最近では鉄製・ステンレス製・アルミ製の戸袋が主流となっております。
では、戸袋(雨戸)にはどのような劣化症状があるのでしょうか?

①チョーキング
手で触れると白い粉が付くようであれば、塗膜が劣化しているサインです。
早めに塗装によるメンテナスが必要です。

②塗膜の剥離
木製の戸袋(雨戸)でよく見られる代表的な症状が塗膜の剥離です。
塗膜の剥離をそのまま放っておくと木部が水分を吸収して腐食してしまいますので、早めの塗装が必要です。

③塩害による錆
海に近い家でみられる症状ですが、鉄製の戸袋(雨戸)には潮風による塩害があります。
塩害による錆を取り除かないと、錆が進行して穴が空いてしまいます。
ステンレス製・アルミ製でも一度錆びてしまうと腐食が進みやすくなってしまいます。
また、雨が直接当たりにくい所は先にサビてしまうので注意が必要です。

雨風や台風等から家を守ってくれるのが雨戸です。
そして、その雨戸を守っている戸袋が劣化していると雨戸も劣化してしまいまう原因となります。
その為にも、戸袋に上記のような症状が見られたら早めに塗装することが大切です。

《塗装のタイミングは?》
戸袋(雨戸)は、錆や塗膜の剥離などの劣化が目立ち始めたら塗装することをオススメします。
戸袋に使用されている塗料は、屋根・外壁に使用している塗料よりも耐候性は低いです。
家の立地条件・環境・塗料にもよりますが、木製や鉄製は3~8年ごとに塗装が必要です。
※ステンレス製・アルミ製は塗装しても剥がれやすいので、塗装はオススメしません。
※戸袋の塗装は密着性の高い2液タイプをオススメします。
(2液タイプは正しい塗料の使い方、塗り方をしなければいけないので、DIYでなく業者に依頼することをオススメします。)

《戸袋(雨戸)の材質に合った塗料を使用しよう》
●木製
造膜タイプの塗料の場合、木の塗料で塗膜が剥がれやすくなります。
その為、浸透タイプの塗料や木の呼吸を防げない造膜タイプの塗料がオススメです。
(造膜タイプとは木工用ボンドみたいに、乾燥し硬化後に膜(フィルム)をつくる特性を持つものを指します。)
木製の戸袋(雨戸)には、油性木材保護塗料がオススメです。

●鉄製
ケレンで錆をしっかり落とした後にエポキシ系の錆止め材と、ウレタン、シリコン、フッ素等の塗料で塗装します。
また、屋根や外壁と同等ランクの塗料を塗ることで、塗り替えサイクルを同じにすることが出来るのでオススメです。

●ステンレス製・アルミ製
この戸袋(雨戸)の材質には塗装をすることはオススメできません。
塗装することは可能なのですが、塗料の付着性がとても悪く、塗装するには密着性を良くするためにサンドペーパー等で研磨をして
傷を付ける目荒らしをしますが、塗って1年ぐらいで剥離を起こすことがあります。

「ケレンと研磨の違いって何??」
ケレンは、ワイヤーブラシ、ヘラ、サンドペーパー等で、サビや汚れ、古い塗膜を取り除きます。
研磨は、サンドペーパー等で凹凸を削り取り、表面を滑らかにして形を整える作業です。

《戸袋(雨戸)塗装の基本的な流れ》
①洗浄
高圧洗浄で汚れを落とし、十分に乾燥させる。
②ケレン
サンドペーパー、ワイヤーブラシなど、専用の工具を使用して錆を落とします。
※錆がない場合でも塗料の密着を良くするために、研磨をして傷を付ける目荒らしをします。
③養生
塗料の飛散を防ぐために、塗らない箇所をビニールやテープを貼って養生します。
④下塗り
鉄製の戸袋(雨戸)には、錆びに強い塗料を使用します。
⑤中塗り・上塗り
屋根・外壁同様、戸袋(雨戸)も3回塗りします。

《戸袋(雨戸)塗装に掛かる期間》
戸袋(雨戸)の数や大きさにもよりますが、4~5日程度を考えておくと良いでしょう。
屋根・外壁と同じタイミングで戸袋(雨戸)の塗装するのがオススメです。

「戸袋(雨戸)って自分で塗装できる?」

戸袋(雨戸)の塗装は業者に依頼することをオススメしていますが、「自分でチャレンジしたい!」という方はこちらを参考にして下さい。
塗装の基本的な流れは一緒ですが、DIY塗装の場合いくつか注意点があります。
(基本的に塗装の工程は、木製・鉄製と変わりはありません)

〈DIY戸袋(雨戸)塗装方法〉

上記の“戸袋(雨戸)塗装の基本的な流れ”のように、洗浄→ケレン→養生→塗装の順で行う。
⚠注意点⚠
●塗装の始めと終わりで色の濃淡が変わってしまうので、塗料缶を良く振り、かくはん棒で良く混ぜて塗料を均一にしましょう。
●塗装は塗りにくいところから行い、最後に目に付きやすい箇所を仕上げましょう。
●ムラにならないように、均一に塗装しましょう。

〈DIY戸袋(雨戸)塗装で必要な道具〉

〇耐溶剤性のある保護手袋
(手を溶剤から守るために使用)
〇サンドペーパー
(錆や旧塗料を研磨して表面をきれいにする際に使用)
〇マスキングテープ
(養生をするためのマスカー補強や、ビニールシートと併用して養生する際に使用)
〇マスカー
(塗料の飛散を防ぐために、塗らない箇所を養生する際に使用)
〇新聞紙
(刷毛等に残った塗料を塗り広げるように吸い込ませて、処分する際に使用)
〇刷毛
(細かくなっている個所を塗装する際に使用)
〇ローラー
(広い面を塗装する際に使用)
〇隙間用ベンダー
(刷毛等が入りにくい隙間を塗装する際に使用)
〇受け皿
(刷毛等の道具に塗料を染み込ませる為に、塗料を移し変える際に使用)

⚠DIY塗装の注意点⚠
戸袋や雨戸はサイディングのように模様が無く平骨なものが多いので、塗料によってはダレ易い事もあります。
鉄の素材などは、早朝・夕方に結露の可能性があるので、天気と季節には特に注意が必要です。

~まとめ~
戸袋(雨戸)は塗装出来るものと出来ないものと種類が分かれています。
木製、鉄製と材質ごとに合った塗料の選択が重要です。
直接家の劣化に繋がる箇所ではありませんが、戸袋は雨戸を守る大切な部分です。
劣化がみられたら早めに塗装する必要があります。
戸袋(雨戸)の塗装の際はこの記事を参考にして下さい。

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