【外壁塗装】スレート屋根の種類
現在、多くの住宅で使用されている屋根材といえば
『スレート屋根材』
今回はスレート屋根の種類やメリット・デメリットをご紹介します。
スレートとは、粘板岩を薄い板状に加工したもので大きく分けて2種類あります。
①天然スレート
②化粧スレート
①天然スレート
天然スレートとは、天然の粘板岩を板状に薄く加工した屋根材です。
ヨーロッパなどのお城で使用されていますが、値段が高いので一般の住宅ではほとんど使用されていません。
<メリット>
・環境にやさしい
(天然の素材なので再利用ができたり、取り外して外構などの箇所に使用する事もできます。)
・メンテナンス性が高い
(天然石なので素材そのものに防水性があり、耐用年数も何百年ともつので塗装等のメンテナンスは必要ありません。)
<デメリット>
・他の屋根材に比べると高額
(天然素材なので希少性が高く、生産数が少ないので高額になる。)
・化粧スレートに比べて重い
(重量がある為、耐震性は低い)
②化粧スレート
セメントや繊維を混ぜ合わせて作られた人工の屋根材です。
現在、ほとんどの一般住宅で使用されています。
化粧スレートは全部で3種類あります。
⑴平板スレート
⑵厚型スレート
⑶波型スレート
⑴平板スレート
平らな形状の屋根材です。
カラーベスト、コロニアル、パミール等の商品名で呼ぶ人もいます。
平板スレートは塗装できない場合もあり、そうなるとカバー工法や葺き替えになります。
【カバー工法に関するブログ】
https://matsusaka.protimes.info/blog/1500/
<メリット>
・軽量で価格も安い
・バリエーションが豊富
・耐震性に優れている
<デメリット>
・耐用年数が低い
・ひび割れしやすい
・定期的なメンテナンスが必要
⑵厚型スレート
平板スレートより厚みのあるセメント系の屋根材です。
陶器瓦のような形をしている為、「セメント瓦」や「モニエル瓦」とも呼ばれています。
<メリット>
・バリエーションが豊富
・スレート材の中では耐久性が高い
<デメリット>
以前では陶器瓦より価格は安く、スレート材の中では耐久性は高かったので人気でしたが、定期的なメンテナンスが必要だったり、陶器瓦が普及し価格の差が無くなったことで、現在はほとんど製造していません。
⑶波型スレート
波状の形をしたスレート瓦で、セメントと繊維が主成分です。主に倉庫や工場に使われています。
<メリット>
・耐用年数が長く耐久性が高い
・耐火性や遮音性に優れている
<デメリット>
・凹み部分が汚れると雨水が流れにくいので汚れが目立つ
・耐用年数が長い為、古いスレートにはアスベストが含まれている可能性がある
(アスベストが含まれていると高額な処分費用がかかる為カバー工法や葺き替えがオススメです。)
・ボルトが抜けたりサビてくると強度が下がり、強風などでめくれるので注意が必要
~最後に~
2004年までに製造されたスレート材にはアスベストが含まれている可能性があります。
それ以降は製造、使用、販売が禁止になっている為問題はありません
【外壁塗装】アスベストって何? – 三重県の外壁塗装や屋根塗装ならプロタイムズ松阪店へ (protimes.info)
スレート屋根は最も多く使用されてますが定期的なメンテナンスが必要です。
屋根は普段見ることはない場所。
弊社では屋根はドローン、外壁はビデオで撮影してお客様にDVDをお渡ししております。
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